記名式授業アンケート用紙導入について(お知らせ)

 2016年度より記名式授業アンケート用紙に変更になりました。教育支援センターは、大学が必要とする詳細な情報を取得する方策を検討した結果、記名式の授業アンケート用紙を導入することにより下記のとおり、有用性があるとの結論に至りました。
(1) アンケート集計結果を学生情報や他の記名式アンケートのデータと関連付けることで、
授業評価結果の関連性はもちろんのこと、学生の学修行動や成長過程等の分析が可能と
なり、授業担当者の教授活動やカリキュラム作成等に役立てることができる。
(2) 学生の記入行為により自覚と責任を持たせ、アンケート集計結果の信頼性を向上させる
ことができる。
(3) 記名式アンケートは、無記名式と比べて学生の心理的負担が大きいと想定されているが、
2009年度および2010 年度秋学期に東海大学教育審議会を中心に試行した改訂版授業ア
ンケートの実施結果から、完全な記名式のアンケート用紙がアンケート集計結果へ与え
る影響は極めて少ないという結果が出ている。
※参照:「構造化された授業評価アンケートの開発」PDF 1,060KB)
 このことから、記名式の授業アンケート用紙を導入することにより、アンケート集計結果の信頼性を確保し、多様な視点からの学生の分析が可能となり、活用機会の増加や、組織的なFD 活動の発展が期待されます。
 ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。