2019年度第2回教育支援センターFD・SD研修会開催報告

テーマ:学修成果への挑戦~関西国際大学の事例を踏まえ~

教育支援センターでは、2019年11月22日(金)に2019年度第2回教育支援センター「FD・SD研修会」を開催しました。当日は、湘南校舎を主会場に、テレビ会議システムで本学の6キャンパス及び短期大学部を結び、128名の教職員が参加しました。本研修会では、学修成果志向政策に向けて中央教育審議会等において積極的な発言を行ってきたオピニオンリーダーの一人であり、自身の大学における学修成果の具現化を実践してきた、関西国際大学学長 濱名 篤 教授を招聘し、関西国際大学の事例を踏まえ、学修成果の可視化の方向性と課題についてご講演をいただきました。

講演終了後、参加者からは「学生の学修成果評価方法であるルーブリック評価について、具体例を交えながら詳しく説明していただいた。特に、卒論ルーブリックの話題が興味深く、その方法や効果についてよく理解できた。また、自分が卒論を評価する際に参考にしたいと思った。」「評価は『受ける』ものではなく、学生が自ら身につけた能力を発信するためのエビデンスとして使う手段とするという発想が良いと思いました。この発想で、現在考案・実施されている『評価ツール』を捉え直せば、効率的・効果的な教育の手段になると思いました。」等の意見が寄せられました。本研修会が、本学のカリキュラム変更や認証評価等の参考になったことをご報告いたします。