2012年度第1回教育支援センターFD研修会開催報告 掲載

テーマ:「学生の満足度向上のための視点」

2012年6月26日に湘南校舎にて「2012年度第1回教育支援センターFD研修会」を開催しました。当日はテレビ会議システムで本学の9キャンパスに配信し、175名の教職員が聴講しました。今回のFD研修会では、自ら学んでいこうとする意欲のもととしての満足度向上の視点から、(株)ベネッセコーポレーション影山裕介氏より「学生の満足度向上のための視点」と題したご講演をいただきました。
講演では、大学を取り巻く環境変化や、ベネッセが持つ全国の学生データをもとに、大学入学段階でどのような学力・意識の学生が存在し、彼らがどのような成長実感を持ちつつ出口に向かっていくのかについて、また、他大学の事例をふまえながら学生満足度を高めるための施策等についてお話いただきました。そして、学生の成長実感について、情報を共有し議論する、つまりは可視化することが大学教育の質保証にむけて必要なステップであるとまとめられました。
講演後は講演者と参加者の間で、「学生の学力と満足度には相関関係はあるのか。」「成長実感をもたせるためにはどうすればよいか。」といった質疑応答が活発に行われました。
教育支援センターでは、卒業生アンケートやキャンパスライフアンケートなど様々なアンケートを実施しており、様々な観点からアンケート結果を分析、報告する機会が必要であると感じました。

写真1枚目:影山 裕介 氏