2014年度第1回教育支援センターFD研修会開催報告 掲載

テーマ:『「ふつう」の大学生 ―今の高等教育に求められる指導と支援―』

教育支援センターでは、2014年6月24日(火)湘南校舎にて「2014年度第1回教育支援センターFD研修会」を開催しました。当日はテレビ会議システムで本学の8キャンパスおよび福岡短大に配信し、178名の教職員が聴講しました。今回のFD研修会では、本学文学部心理・社会学科 芳川玲子教授より『「ふつう」の大学生 ―今の高等教育に求められる指導と支援―』と題して、未来の大学生である現在の高校生の実態や、多様化する現在の大学生の特徴について、内閣府が調査結果をまとめた「子ども・若者白書」を中心とした様々な調査結果をもとにご講演いただき、教職員に求められる指導と支援についてまとめていただきました。特に、本学で行った独自調査の結果を分析した、本学の学生の特徴については、本学の教員ならではのお話を伺うことができました。
講演終了後は、参加者から、「幼少の頃の体験と学修習慣について教えていただきたい」、「大人のメンタル的な課題について教えていただきたい」、「メンタル問題を抱える学生に対する実際の対応について」など心理的な問題や現代社会の課題について、幅広い質疑が行われ、芳川教授のカウンセラーや研究活動の経験に基づいたお答えをいただき、日頃学生とのコミュニケーションについて困惑している大学教職員にとって、大変参考になるものでした。

写真1枚目:芳川 玲子 教授