2019年度東海大学新任教員フォローアップ研修会開催報告

2019年8月21日(水)~22日(木)に「2019年度東海大学新任教員フォローアップ研修会」を東海大学山中湖セミナーハウスにて開催し、31名の新任教員(過去欠席者を含む)が出席しました。本研修は、学長講話や各種研修プログラム等を通じて、本学の教育・研修の理念及びFDに関する実践的理解を参加者全員で共有することを目的としています。今年度は、山田清志学長からは建学の理念や創設者の思いに触れながら、2022年度に向けた全学的な改組改編についてご講話をいただき、梶井龍太郎副学長からは「建学の歌・校歌について」、辻中副学長からは「文系学部における教育と研究の課題」、内田副学長からは「理系の教育と研究」など、他にも多くの先生方からご講演をいただきました。夕刻からは、「グループワーク(テーマ:みんなで語る魅力ある東海大学)」を実施しました。また、学長をはじめ、多くの役職者にグループワークのファシリテーターをご担当いただきました。
2日目は模擬授業を行いました。1人あたり15分程度で模擬の授業を実施し、各教員が実施している教育手法や創意工夫をグループで共有しました。模擬授業終了後には、各グループで建設的な意見交換がなされ、良い授業改善へのヒントを得ることができました。
プログラムの中では、特に模擬授業の満足度が高く、「ものすごく役立った。勉強になった。自身はまだまだ工夫が足りないことを痛感した」「先生方の多種多様な授業を拝聴でき、今後の授業作りの参考になることがたくさんありました。自身が抱えていた授業の悩みも相談することができ、とても実りある経験でした」等の感想が寄せられました。

写真1枚目:山田清志学長
写真2枚目:グループワークの様子
写真3枚目:質問をしている様子

内容 講演者
●8月21日(水) (1日目) 【開催場所:東海大学山中湖セミナーハウス】
○開会挨拶及び出席教員の紹介 利根川昭 教育支援センター所長
○パブリック・アチーブメント教育とは
~2019年度カリキュラムについて~
成川忠之 現代教養センター所長
○学長講話 山田清志 学長
○建学の歌・校歌について 梶井龍太郎 副学長(教育戦略担当・筆頭副学長)
○事例を通じて考える学生対応・支援
―発達障がいのある学生への対応を中心に―
有沢孝治 文化社会学部心理・社会学科 教授
○FDに関して(授業について) 山本義郎 教育支援センター次長
○副学長(文系担当)講話
文系学部における教育と研究の課題
辻中豊 副学長(文系担当)
○副学長(理系担当)講話
理系の教育と研究
内田晴久 副学長(企画調整担当)
○グループワーク、模擬授業について 利根川昭 教育支援センター所長
○グループワーク 参加教員(グループ単位)
○懇談会  
●8月22日(木) (2日目)
○模擬授業 参加教員(グループ単位)
○研修の振り返り(グループ代表発表) 利根川昭 教育支援センター所長
○研修総括(まとめ) 山田清志 学長
○閉会挨拶、事務連絡(アンケート記入) 利根川昭 教育支援センター所長