2020年度「卒業にあたってのアンケート」実施結果

教育支援センター※では、2005年度より「卒業にあたってのアンケート」を実施し、“卒業時の満足度”や、“在学時の活動によって身についた能力(成長実感)”など、学生アンケートを用い調査を行っています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりWeb上で実施し、4,593名の回答があり、回答率76.5%となりました。

2020年度「卒業にあたってのアンケート」

入学した時と現在の自分とを比べて身についたと考える力(問1)について、全学平均において、「①知識・理解」では「授業(主専攻科目)」がもっとも多く、次いで「卒業論文・研究・製作、ゼミ」が選択されていました。いずれも半数以上が選択していました。東海大学の育成する力(②自ら考える力、③集い力、④挑み力、⑤成し遂げ力)に関しては、「授業(主専攻科目)」と「卒業論文・研究・製作、ゼミ」が同程度に多く選択されていました。「⑥態度・志向性」や「⑦コミュニケーション能力」では、これらの2つの活動に加えて、「就職・進学活動(インターン等)」も選択されていました。

「⑦コミュニケーション能力」の「就職・進学活動(インターン等)」を除いたすべての力、活動について、2019年度よりも2020年度の方が選択された割合が多く、大学生活で経験する多様な活動が能力向上に寄与したと考えられます。

入学満足度調査(問9)では、「とても思う」「思う」「まあまあ思う」と答えた学生が90.3%、卒業後の進路満足度調査(問11)では、「とても満足」「満足」「やや満足」と答えた学生が87.0%という結果を得ることができました。

※2021年度より、「卒業にあたってのアンケート」はスチューデントアチーブメントセンターの担当となりました。

アンケート実施結果は以下のとおりです。
1.入学満足度及び進路満足度調査
1)入学満足度

2)進路(就職・進学など)満足度

2.在学時の活動によって身についた能力(成長実感)調査  ※複数回答可
1)専門的な知識・技術や幅広い教養(知識・理解)

2)自らが取り組むべき課題を探求する力(自ら考える力)

3)他の人と協力して作業をする力(集い力)

4)どんなことにも積極的に取り組む姿勢(挑み力)

5)自分で目標を設定して、最後まで成し遂げる姿勢(成し遂げ力)

6)社会の変化に合わせて改善する力(態度・志向性)

7)コミュニケーション能力